今注目のウェルビーイング(well-being)。意味や使い方を解説

ウェルビーイングの意味と使い方

ウェルビーイングって聞いた事はあるけど何かモヤッとしてる。どうせ意識高いこだわりがある人だけが言ってること。なんて会話をよく聞くようになりました。本当は身近で簡単でみんなに感じて知って欲しいとても良い考え方なんです。今回は看護師の視点でウェルビーイングを紐解いてみます。

ウェルビーイングとは

「ウェルビーイング」(well-being)とは、身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを意味する概念です。世界保健機関(WHO)憲章の前文では、「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(well-being)にあることをいいます(日本WHO協会:訳)」とされています。

参考:世界保健機関(WHO)憲章とは|公益社団法人日本WHO協会

ウェルビーイングと幸せ(happiness)の違い

「幸せ」という言葉は友達と遊んだり、恋人とデートしたり、おいしいものを食べたり、「楽しい」「嬉しい」などの単一的で一時的なものとして使われることが多いのに対し「ウェルビーイング」とは自らのために勉学に励むこと、他者に貢献し感謝されること、など単純に「快楽」的な気分が高揚した状態を指すものではなく、多面的で持続可能なことを指します。

ウェルビーイングとウェルネス(wellness)の違い

同じような言葉でウェルネスという言葉があります。

「ウェルビーイング」というのは、身体、精神、社会的に、すべてが満たされた状態。


「ウェルネス」というのは身体、精神、社会的に、豊かになることを目指すこと。ウェルネスには目指している「過程」「プロセス」という意味合いが含まれています。

それに対して、ウェルビーイングは、「満たされた状態」という「結果」「ゴール」を表す意味合いが強いと言われています。つまり「ウェルビーイング」というゴールを目指すプロセスを「ウェルネス」と呼ぶのです。

ウェルビーイングが注目される理由

なぜ、このような概念が注目され、必要不可欠であると世界が認めているのか。専門的に探るのではなく、みなさんに日常と将来の姿に照らして考えてみました。

歳をとる楽しみと不安高齢化社会における疾病 介護 予防の考え方

日常生活に制限なく健康的に過ごせる生涯の期間を健康寿命と呼んでいますが、2013年の調査によると、日本人の健康寿命は男性71.19歳、女性74.21歳でした。2015年の平均寿命は男性80.75歳、女性86.99歳で、平均寿命との差は男性で9年以上、女性では12年以上に及んでいます。

健康寿命の延伸により、生活のQOL(Quality of Life)を向上させることができ、生活の満足度を長期的に維持することができます。

そして、一人一人が身体的、精神的健康を意識し健康寿命短縮の原因を一定程度抑えることで、高齢化社会となった日本で明るい未来を作ることができるのです。

参考:予防医療.jp

いろいろあって当たり前。多様性を認める社会とは

日本の社会課題である「少子高齢化」「人手不足」もあり近年では外国人労働者の数も増加しています。

ダイバーシティは「多様性」を意味しており、「人種、性別、国籍、障害の有無など、多様な人材を受け入れて活かす」ことを現す言葉としてビジネスシーンでも用いられるようになりました。

今後そのような社会で生きて行く私たちは「自分の思いや考えを伝えること」「立場の違う相手を理解すること」と言ったコミュニケーションが必要になってきます。

異なる価値観を受け入れる事は個人の満足度を高め、より生き生きと働くことができ、会社の生産性向上や社会の発展にもつながります。

自分にとって大切なもの。ととのう日々は自分で手に入れられる時代

多様性を認める社会になると、今までは「こうするべき」論に縛られていた私たちが自由になり、今度は「どうすればいいか分からなくなる」タイミングがくるのかもしれません。

「自分とは何だろう」

「何が自分にとって大切なんだろう」

ただ生活するために働くのではなく、自分らしく生きて行くために働き、そしてさらに自分だけの「大切なもの」を見つけていくのです。

いろんな体験をし、日々学び、感謝しながら自分だけのwellbeingな人生を作って行く。

自分が満たされていると感じる人生を送るにはどうすればいいか、まずは自分自身と向き合いながら「心と体がととのう」習慣作りをしていきましょう。

失敗した!過去の出来事を後悔する理由と気持ちを切り替える方法

こんにちは!さおりPです。

今日は誰でも一度はあるのではないでしょうか。「やってしまった…」と言う後悔についてお話します。

人との関わりや仕事のときなど「なんであんなこと言っちゃったんだろう」「やらなければよかった」など後悔することってありませんか?

そのせいで人と会うのが辛くなったり、不安になったり、悩んだり…

今回はそういう時、どうしたらいいか対処法をお伝えしていきます!

過去の出来事を後悔する理由

後悔している内容は全て過去のこと

まず前提として、後悔している内容は全てが「過去」のことです。しかし過去は変えられません。当たり前ですよね。なのになぜか過去のことを「悔やむ」と言う行為に私たちは今の貴重な時間を使ってしまうのです。

それは時間がもったいない!!

ただ過去の行為を悔やむ事は自分を幸せにする行為ではありません。悔やんでいるその時間も今というかけがえの無い時間なのです。過去のことで不幸な今を作るのではなく、気持ちを切り替えて今後の人生をより良くする方法を考えましょう。

後悔の中身を探ってみる

後悔すること、反省すること、もちろん大切です。ではまず「何に後悔してるか」を具体的に書き出してみましょう。では、私の例で言いますね。

「遅くまで友人とお酒を飲んで楽しんでいた。酔っ払って満足して帰ったものの、翌日朝になるともしかしたら本当は早く帰りたがっていたかも?時間大丈夫か確認するなど配慮がかけていたかも?と急に不安になってきた」

お酒好きな方は経験あるかもしれませんが、酔っ払ったら冷静な判断出来なくなって後悔することってありますよね!笑

理由を決めつけていることに気がつく

私たちは無意識のうちに「事実」に対する勝手な「解釈」「理由付け」をしています。

本来は「お酒を夜遅くまで飲みに行った」という事実しかないはずなのに、自分で思考してしまっているんです。

今回の私の例で言うと「本当は帰りたかったのかもしれない」「もっと気を遣わないといけなかった」と言ったところです。

何かそう思わせるきっかけが仮にあったとしても、そう決めているのは自分。まずそこに気が付きましょう!

そしてそれは、実は自分では気が付いていない、本来の欲求に気がつくチャンスなのです。

後悔や悩みなどが発生するのは、本来の欲求に気が付いていないことが理由であると言えます。

気持ちを切り替える方法

本当の欲求に気がつく

「もっと気を遣わないといけなかった」

ここに隠されている自分の本心を探ります。そのためには自分に適切な問いかけをかけ続けましょう。

  • そう思ったのはなぜだと思う?
  • 何がそう思わせたのだろう?
  • どのようにそういう考えに至った?

質問を繰り返していくと、私の場合では「相手に嫌われたくない」そういう思いがあったのだと思います。深掘りするともっと出てきそうですが、今回はこれが自分の欲求かな、と思いました。

自分がしたい行動を選ぶ

もやもやしてた理由がわかればあとは簡単です。今私は、相手の方に嫌われたくないという思い、どちらかと言えばこれからも一緒にやっていきたい人なんだな、と再認識しました。(仕事関係の方なので)

では私がこれからこれからも一緒にやっていきたい、と思った方といい関係を築くためにできることを考えていけば良いのです。

私はこの人といい関係が築きたい、そのためにできることはなんだろう。こうなるとネガティブな感情はもうありません。

今回の場合、私は「昨日は気が利かずごめんなさい、時間とか大丈夫でしたか?(中略)これからもよろしくお願いします。」

と相手の方に送ると、

「全然大丈夫です。こちらも楽しくて時間を忘れていました。」

といった返信がありました。

結果、楽しい時間を過ごせたなーという感情でいっぱいになります。

全てひとりで解決しようとしないこと

今回の場合、私のただの飲み過ぎエピソードで「そんなことと自分の悩みを一緒にしないで!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、考え方としてはどんな悩みも同じです。

やってしまった、など過去のことに悩んでいる方はぜひこの方法で時間軸を今に戻していきましょう。

これらの流れは慣れると自然に一人で考えることができます。ただやはり慣れていない人は後悔の感情でいっぱいになってしまったり、自分の場合どう考えたらいいか分からないということもあると思います。そんな時は自分を責めず、人に頼ってください。ひとりで頑張らなくていいのです。努力家であったり、責任感の強い方ほどひとりで答えを出そうとしてしまいがちですが、辛い時くらい専門家の助けをかりてみるのはいかがでしょうか。常に相談できる環境を作っておくことで日常の仕事や人間関係がより良い状態になるものです。

慣れていたとしても人に聞いてもらう方がより効果的に思考に集中できます。判断をする場面の多い経営者や責任ある立場の職業の方は大きく悩んでいなくても定期的にカウンセリング、コーチングなどメンタル面のケアをされている方も多いです。今はカウンセリング文化が日本ではあまり浸透していませんが、心のケアは生きて行く上で非常に重要です。

「今」を楽しく生きる心の状態を作っていきましょう。